建物の保全
保全業務の内容
建築物の寿命は数十年にも及び、長期にわたって施設を良好な状態で使用するためには継続的な改善が必要となります。
-
設備機器を稼動させ、その状態を監視すること及び制御することをいいます。
-
建築物の機能及び劣化の状態を一つ一つ調べることをいい、機能に異常又は劣化がある場合、必要に応じて対応処置を判断する事を含みます。
-
機器等の必要とする性能または機能を維持する目的で行う消耗品または材料の取り替え、注油、汚れ等の除去及び部品の調整等の軽妙な作業を行うことをいいます。
-
施設の清潔さを保つことの他に、材料の劣化原因を取り除き、腐食等の進行を遅らせ、また、機器の性能を維持する等の重要な役割があります。
-
地震、台風、あるいは火災や盗難等、様々な災害や危害から、施設とその中にいる人々や財産を保護することをいいます。
-
施設の劣化した部分若しくは部材又は低下した性能若しくは機能を原状あるいは事実上支障のない状態まで回復させることをいいます。
保全ニュース九州
「保全ニュース九州」は、官公庁施設の保全関係の担当者様向けに保全に関する情報の伝達・交換を目的に発行しているものです。
- 保全ニュース九州 最新号[PDF]
- 保全ニュース九州 バックナンバー[PDF:過去5年分]
年 度 | 号 数 | 内 容 |
2020年度 (令和02年度) |
第63号 (2020年11月) |
P1 インフラ長寿命化計画 P2 レジオネラ症防止対策 P2 支障のない状態の確認 P2 履行確認 P2 中長期保全計画の更新 P3 吹付アスベスト P3 各種支援ツール P4 発生事故・故障報告 |
第62号 (2020年06月) |
P1,2 3つの密「換気」について P3 梅雨期・台風シーズンの点検チェックリスト P4 官庁施設の被災情報の報告 |
|
第61号 (2020年04月) |
P3 Q&A(年度初め編) P3 定期点検告示の改正 P4 津波防災診断指針の改正 |
|
2019年度 (令和元年度) |
第60号 (2020年03月) |
P1 3つの密「換気」について |
第59号 (2019年12月) |
P1 建築設備の定期点検告示一部改正 P2 令和2年度建築保全業務労務単価 P3 Q&A(保全実態調査編) P4 温室効果ガス排出の抑制に向けて P4 省エネ対策例 |
|
第58号 (2019年11月) |
P1 保全担当者応急処置ハンドブック P3 Q&A(R1 地区連絡会議編) |
|
第57号 (2019年07月) |
P1 建築基準法12条・官公法12条点検改正 P3,4 Q&A(BIMMS-N操作説明会編) |
|
第56号 (2019年05月) |
P1 建築設備の定期点検告示の改正 P2 Q&A(はじめての施設管理編) |
|
2018年度 (平成30年度) |
第55号 (2018年12月) |
P1 建築保全業務の共通仕様書と積算基準の改定 P1 建築保全業務労務単価 P2 エネルギー使用量の分析 P4 防火設備の法令点検 |
第54号 (2018年07月) |
P2 Q&A(BIMMS-N操作説明会編) P3 梅雨期・台風シーズンの点検チェックリスト P6 保全担当者のための応急処置ハンドブック |
|
第53号 (2018年05月) |
P1 前任者からの引き継ぎ事項 P2 Q&A(はじめての施設管理編) |
|
2017年度 (平成29年度) |
第52号 (2018年02月) |
P1 建築物等の保全状況の改善のポイント |
第51号 (2017年06月) |
P3 梅雨期・台風期における備え等 | |
2016年度 (平成28年度) |
第50号 (2017年03月) |
P1 エレベーターの安全確保の徹底 |
第49号 (2016年07月) |
P1 国等の建築物又は建築設備等のみの点検を 行う者の資格の取り扱いについて P2 政府実行計画が閣議決定!温室効果ガスの 排出抑制に取り組みましょう! P3 インフラ長寿命化(行動計画)における個別 施設計画の策定について |
|
2015年度 (平成27年度) |
第48号 (2015年07月) |
P2 台風、大雨等への事前の備え P3 フロン排出抑制法 |
保全担当者のための応急処置ハンドブック
国の建築物を管理する保全担当者が、事故・災害などの発生直後に二次被害の発生防止等にすみやかに対応できるよう、一般的な応急処置の方法について事象ごとに記載しています。
管理保全されている施設に合わせ、内容を適宜追加・削除し、施設に合ったハンドブックを作り上げて活用して下さい。
このハンドブックは、事故・災害などの発生時に備えて使うことを想定していますので、棚の奥にしまうものではなく、いつでも確認できるところに置かれることを推奨します。
- 保全担当者のための応急処置ハンドブック[Excel,11.8MB]