大鶴湖周辺のきちょうな生き物について

 生き物の中にはだんだん数が減ってきて、絶滅が心配されるようになった生き物もいます。そのような『きちょうな生き物』について国(環境省)は、絶滅の心配の度合いによってランク付けをして、レッドリストにまとめています。

国(環境省)と鹿児島県のレッドリストのカテゴリー(ランク付け)

カテゴリー(ランク付け) 説明
1. 絶滅 すでに絶滅したと考えられる種
2. 野生絶滅 飼育・栽培下でのみ存続している種
3. 絶滅危惧 I 類(危惧 I ) 絶滅の危険性が高い種
3-1.絶滅危惧 I A 類(危惧 I A) 近い将来に野生での絶滅の危険性が高い種
3-2.絶滅危惧 I B 類(危惧 I B) I A 類ほどではないが、近い将来に野生での絶滅の危険性が高い種
4. 絶滅危惧 II 類(危惧 II) 絶滅の危険性が高まっている種
5. 準絶滅器具類(準絶滅) 生息条件の変化によっては絶滅危惧に移行する可能性のある種
6. 分布特性上重要(分布重要)  
   ※鹿児島県レッドデータブック(2003年)
絶滅する可能性は低いが、分境界線のある種で分布上重要である種
7. 情報不足 評価するだけの情報が不足している種
8. 地域個体群

・生息域が孤立しており、地域レベルで見た場合、絶滅の危険性が高い種

・地方型としての特徴を有し、生物地理学的観点から重要と考えられる地域個体群で、絶滅の危険性が高い種

 

大鶴湖周辺で見つかったきちょうな生き物

魚のなかま

種和名 環境省 鹿児島県
ニホンウナギ 情報不足  
アリアケギバチ 準絶滅 準絶滅
ドジョウ   準絶滅
ヤマトシマドジョウ 危惧 II 準絶滅
ミナミメダカ 危惧 II 準絶滅

昆虫・クモのなかま

種和名 環境省 鹿児島県
ウラナミジャノメ本土亜種 危惧 II  
ツマグロキチョウ 危惧 I B  
コガタノゲンゴロウ 危惧 II 準絶滅

両生類・は虫類・ほ乳類のなかま

種和名 環境省 鹿児島県
コガタブチサンショウウオ 準絶滅 危惧 II
カヤネズミ   危惧 II
キツネ   危惧 II

鳥のなかま

種和名 環境省 鹿児島県
イカルチドリ   危惧 II
オオタカ 準絶滅 危惧 II
クマタカ 危惧 I B 危惧 I
サンショウクイ 危惧 II 情報不足;
チュウヒ 危惧 I B 危惧 II
ブッポウソウ 危惧 I B 危惧 I

植物のなかま

種和名 環境省 鹿児島県
アオミズ   危惧 II
アギナシ 準絶滅 危惧 II
アシカキ   危惧 II
イズハハコ 危惧 II  
イラクサ   危惧 I
ウスギモクセイ 準絶滅 危惧 II
オオバノトンボソウ   危惧 II
オオルリソウ   危惧 II
オトコヨウゾメ   危惧 II
オニグルミ   危惧 II
オモト   危惧 II
ガクウツギ   危惧 II
キンチャクアオイ 危惧 II 準絶滅
キンラン 危惧 II 準絶滅
クサノオウ   危惧 II
コジュズスゲ   危惧 II
コブシ   危惧 II
シノブ   危惧 II
シハイスミレ   危惧 II
ジュンサイ   危惧 I
シュンラン   危惧 II
シロモジ   危惧 II
タシロラン 準絶滅 危惧 II
チャンチキモドキ 危惧 I 危惧 II
ツクシガヤ 危惧 I B  
ツルシショウジョウバカマ   危惧 II
ツルニンジン   危惧 II
トラノオスズカケ   危惧 II
ニッケイ 準絶滅 危惧 I
ヌカボタデ 危惧 II  
ハナカガシ 危惧 II 危惧 II
ホウチャクソウ   危惧 II
ホオノキ   危惧 I
ホソバウマノスズクサ   危惧 II
マルバテイショウソウ 危惧 I B 危惧 I
マルミヤマゴボウ   危惧 II
ミズタマソウ   危惧 II
ムギラン 準絶滅 危惧 II
メヤブソテツ   危惧 II
ヤナギズブタ   危惧 I
ヤマアジサイ   危惧 II
ヤマコウバシ   危惧 II
ヨツバムグラ   危惧 II

 

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