これまでのあゆみ

雲仙で誕生した先進事例

砂防指定地利活用構想

雲仙・普賢岳の火山砂防事業に伴う事業予定地は、水無川流域で約290ha、中尾川流域で約180haに達します。このような砂防指定地には砂防設備が計画的に施工され、雲仙・普賢岳から流出する土石流に対処し、周辺地域の安全性を確保するためにその効果が大いに期待されます。

一方、雲仙・普賢岳山麓においては、砂防設備の整備進捗と火山活動沈静化により土石流の発生が次第に減少し、周辺地域の安全性が高まった場合、砂防指定地の有効利活用に対するニーズが高まるものと予想されました。

これら地域の要望に応えるために、砂防指定地の本来の機能や効果を損なわないように配慮しながら、周辺の計画と整合性のとれた砂防指定地利活用のあり方に関する基本的な考え方をとりまとめたものが砂防指定地利活用構想です。

砂防指定地利活用構想は、「雲仙・普賢岳砂防パーク ―みどりとコミュニティの再生を目指して―」を基本コンセプトに掲げ、水無川と中尾川それぞれの上流部を「砂防体験パーク」、下流部を「スポーツレクリエーションパーク」と大きく4つに分け、さらに細かく17のゾーンに分けています。




※川の名称をクリックすると拡大します

砂防指定地の入域ルール

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