現在・そしてこれから

災害伝承・防災教育

島原防災塾の支援

島原防災塾とは、雲仙・普賢岳噴火災害において壊滅的な被害を受けた島原市安中や杉谷地区の地元住民が主体となって取り組む地域内の防災教育で、安中防災塾の基本姿勢である 「地域のことは地域で教える」を引き継ぎ、地元住民が事務局となり、雲仙・普賢岳の噴火災害について子供達に学習してもらうことで噴火災害や土砂災害への対処、 地域復興で大切なことなどについて学び、地域における防災力の向上を図ることを目的としています。平成23年から継続的に実施しています。

島原防災塾の状況
島原防災塾の状況1
島原防災塾の状況4
島原防災塾の状況3
島原防災塾の状況2

これまでの支援内容

島原防災塾について

背景

平成5年水無川のようす

 雲仙・普賢岳は平成2年11月に198年ぶりに噴火し、平成7年5月の終息宣言まで、4年半に及んで噴火活動が続きました。 この一連の噴火活動によって、62回の土石流、9432回の火砕流が発生し、島原地域は死者・行方不明者44人、 建物被害2511棟、被害総額2299億円という甚大な被害を受けました。その後、安中三角地帯嵩上げ事業をはじめ様々な 復興事業の取り組みがなされ事業も完了に近づいています。
 一方で、噴火災害から27年が経過し、災害の経験や教訓が風化している兆候が懸念されています。 平成23年に発生した東日本大震災の巨大津波災害では、災害の言い伝えの影響の強い地域において多くの命が助かったとい う報道があるように、地域で起こった過去の災害について学ぶことは、地域の防災力の向上を図る上で非常に重要です。

 このような背景を踏まえ、雲仙地域では噴火災害において壊滅的な被害を受けた安中地区が中心となって、住民主体の防災教育に取り組んでいます。 この防災教育では、、『地域のことは地域で教える』を基本理念に掲げ、地域のことを熟知している住民等が中心になって、 その知識を子供たちに伝承していくというものです。これは、噴火災害の経験に基づく避難や復興のノウハウを持っている被災経験者(地域住民)が、 当時の被災体験について災害を経験していない地域の子供たちや新規居住者の方に直接伝える機会を創出もので、 災害伝承・防災教育において非常に効果的な方法であると考えられます。
 将来的には受講生自らが地域リーダー・運営主体に育っていくことで取り組みを持続的なものにすることを目指しています。 また、防災塾の場を地域住民同士の交流の場として活用することで、コミュニティの創造・育成にもつながり、取り組みの持続的な展開につながると考えられます。


これまでの経緯

H22年度

雲仙復興事務所・安中まちづくり推進協議会等による運営会議(H23.1,H23.2)

【地域防災塾の基本要件】の決定
・「まずは安中地区で実施」⇒「島原市全域での展開を模索」。
 運営は「安中防災塾運営委員会」。
・「まずは小さな規模で行う」ことから、
 「運営会議メンバー」+「安中地区町内会連絡協議会」で実施。
・塾の運営には運営資金を管理する事務局が必要。安中まちづくり推進協議会が担当する。
【安中防災塾運営委員会メンバー】
  【塾長】大町 辰朗 (安中まちづくり推進協議会)
       清水 洋 (九州大学地震火山観測研究センター長)
       前田 勝義(安中地区町内会連絡協議会会長)
       宮崎 邦彦(島原市立第5 小学校校長)
       田上 伸一(島原市市民生活部市民生活G長)
       山田 雅法(島原市市民生活部市民生活G班長)
       前田 昭浩 (国土交通省雲仙復興事務所調査・品質確保課長)
・参加対象者は島原市立第5小学校5〜6 年生、保護者も可。40~50名を想定。


H23年度

安中防災塾運営委員会(H23.7) 防災塾開催内容の決定

第1回 安中防災塾 開催 H23.8.21(日)9:00-15.30

・場所:災害記念館 参加者:小学生14名、引率者9名、キャンプ砂防の学生5名。
・H23.1新燃岳噴火後であり、地元の西岳小学校(児童6名、引率者6名)を招待
・座学、模型実験、災害記念館見学、屋外学習(砂防みらい館)で実施。



H24年度

第2回 安中防災塾 開催 H24.11.18(日)9:00-15:30

・場所:災害記念館 参加者:小学生31名、保護者5名。
・島原市内全小学校の5〜6 年生を対象とした。
・座学、模型実験、屋外学習(無人化施工、農業研修所跡地)で実施。



H25年度

第3回 安中防災塾 開催 H26.3.2(日)9:00-16:00

・場所:災害記念館 参加者:小学生36名、保護者5名。
・島原市内全小学校の5〜6 年生を対象。
・座学、体験学習(疑似降雨、模型実験)、屋外学習(無人化施工、大野木場監視所、われん川)で実施。



H26年度

第4回 安中防災塾 開催 H26.12.21(日)9:00-16:00

・場所:杉谷公民館 参加者:小学生43名、保護者8名。
・島原市内全小学校の5〜6 年生を対象とした。
・屋外学習(無人化施工、大野木場監視所、千本木展望所)、座学、体験学習(模型実験、被災体験談)で実施。



H27年度

第5回 安中防災塾 開催 H27.12.6(日)9:00-16:00

・場所:新湊集合避難施設 参加者:小学生23名、保護者13名。
・島原市内全小学校の4〜6 年生を対象とした。
・屋外学習(無人化施工、大野木場監視所、われん川、千本木大露頭)、座学、体験学習(模型実験、被災体験談)で実施。



H28年度

第6回 安中防災塾 開催 H28.12.4(日)9:00-16:00

・場所:杉谷公民館 参加者:小学生25名、保護者7名。
・島原市内全小学校の4〜6 年生を対象とした。
・屋外学習(無人化施工、大野木場監視所)、座学、体験学習(模型実験、被災体験談、かるた、ロープワーク等)で実施。



H29年度

第7回 安中防災塾 開催(予定) H29.12.●(日)

・場所:安中地区
・島原市内全小学校の4〜6 年生を対象
・屋外学習、座学、体験学習。



  • 島原半島防災WEB図書館 記録・資料
  • ライブカメラ(現在の普賢岳や水無川等の様子が見られます)
  • 災害画像集(平成の噴火災害がわかります)
  • 無人化施工(それは雲仙から始まった)
  • 砂防指定地利活用ルール(火山との共生を目指して)
  • 溶岩ドーム (溶岩ドームに関する委員会資料など)
  • 道路事業(平成24年10月より長崎県に移管)
  • 大野木場砂防監視所
  • インフラストックツアー
  • 島原大変記
  • 砂防用語集
  • 地域の元気は九州の元気
  • 溶岩ドームの状況
  • 防災教育
  • ストック効果
  • 防災ポータルサイト 九州防災情報御
  • 九州防災・災害情報アーカイブ

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