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防災情報等の発信

溶岩ドーム監視システム

雲仙砂防管理センターでは、工事の安全管理体制を強化する目的で、平成新山山頂の第11溶岩ドームの挙動観測を行っています。観測は、九州大学地震火山観測所や国土地理院などの協力を得て開発した「光波プリズム」を、ヘリコプターによって直接溶岩ドームへ設置し、距離と角度から溶岩ドームの挙動を求めるものです。溶岩ドームから約4km離れた地点に設けた2箇所の基準点から近赤外光を発射し、観測された距離と角度から溶岩ドームの挙動を求めています。

また、近年は溶岩ドームの変位を面的にリアルタイムで観測する手法として、地上型合成開口レーダー(GBSAR: Ground based Synthetic Aperture Radar)による観測を平成22年度より試験的に実施しています。

光波プリズム設置位置

光波プリズム設置位置


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