ダムの代替案ってどんなこと?

大分川ダム何でもQ&A

Q5ダムの代替案ってどんなこと?

治水対策代替案の比較検討

ダム以外の治水対策は考えられなかったのでしょうか?

治水対策としては、ダム建設の他にいくつかの方法がありますが、大分川で検討した他の方法についてみてみましょう。

代替案の方針

大分川の基本高水流量は、府内大橋基準地点で5,700m3/sである。そのうち大分川ダム400m3/s、既設芹川ダム300m3/sの洪水調節を行い、計画高水流量を5,000m3/sとしている。治水代替案の比較では、大分川ダムが無い場合の5,400m3/sが流下した場合の河道処理案について比較検討する。

治水分担流量

地点名 府内大橋
基本高水ピーク流量 5,700m3/s
芹川ダム洪水調節後流量 5,400m3/s
計画高水流量 5,000m3/s
代替施設が受け持つ流量増分 400m3/s

 

治水対策案 治水対策の概要 課題や影響など
1.堤防嵩上げ
堤防嵩上げ
河道の計画高水位 を基準とし、大分川ダムなし流量を流下させた場合の計画高水位をオーバーする区間についてのみ、一連で堤防を嵩上げします。 洪水時に、現在より高い水位の流量となり破堤した場合は、被害が増大することになります。また、大規模な用地及び家屋の移転が必要となり、大きな社会的影響が予想されます。
2.引堤
引堤
流量増に対する対応を、大規模引堤で処理します。 大規模な用地及び家屋の移転が必要となり、社会的影響が予想されます。
3.河床掘削
河床掘削
流量増に対する対応を、河床部の掘削を行うことで処理します。 現在安定している河口部の河床を掘削しても、その掘削断面の維持が困難であり、断面を維持するためには、継続的な掘削が必要となります。よって、河床掘削単独案としては成り立ちません。
4.遊水地
遊水地
遊水地を建設し、洪水調節を行うことで処理します。 大規模な用地及び家屋の移転が必要となり、大きな社会的影響が予想されます。
5.放水路
放水路
大分川から別府湾を結ぶ放水路を建設し、下流の洪水流量を低減させます。 大規模な用地及び家屋の移転が必要となり、大きな社会的影響が予想されます。
6.現計画
現計画
ダムを建設し、洪水調節を実施します。 洪水調節の効果に加え、利水の効果も見込まれます。

以上の検討の結果、6. 現計画であるダム建設が大分川流域に最も適していることがわかります。

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