ダム用語集

あ行  か行  さ行  た行  は行  や行  ら行

 

あ行

用語 読み 意味
粗掘削 あらくっさく ダムの基礎となる固い地盤の上にダムをつくるため、弱い岩盤や泥などを取り除くこと。
エアタンパ えあたんぱ 空気圧によって土を締め固める手でささえて使うタイプの土を締め固める機械。

か行

用語 読み 意味
カーテングラウド かーてんぐらうど ダムの基礎にカーテン状にセメントミルクを注入することによってグラウトカーテンを形成すること。これにより遮水性を高め(水が抜けないように)、貯水池からの漏水を防ぐ。
合併処理浄化槽 がっぺいしょりじょうかそう 河川や湖の水質を守るため、水を汚す大きな原因である家庭から出る生活排水とし尿を微生物の働きなどを利用して処理する浄化槽。
仮排水トンネル かりはいすいとんねる ダム建設時に川を堰き止めることによって貯まる上流の水を下流へ流す迂回トンネル。
監査廊 かんさろう ダムの検査・点検のために使用する管理用の道路。
幹川流路延長 かんせんりゅうろえんちょう 水源から河口までの流路の延長のこと。
基準地点 きじゅんちてん 洪水を防ぐための計画を作成するときに、代表となる地点。この地点で基本高水流量や計画高水流量を定めている。大分川では府内大橋が基準地点となっている。
基本高水流量 きほんたかみずりゅうりょう ダム建設前の河川の状態で、100年に1度起こると想定される洪水発生時の河川流量(河川によって確率年は変わる)。
計画高水流量 けいかくたかみずりゅうりょう ダム等の洪水調節施設を建設後、100年に1度起こると想定される洪水を施設で調節した後の河川流量(河川によって確率年は変わる)。
原石山 げんせきやま ダム建設工事で使うコンクリートの材料を取るための山。
コア材 こあざい フィルダムの遮水ゾーンに使用される、粘土のような土質材料。水を遮断する役割をもっていて、水を通しにくい材料が使われる。
洪水期 こうずいき 梅雨や台風の時期などの降雨量が多い時期(主に6月から10月)を指す。
洪水調節 こうずいちょうせつ 大雨が降った時にダムでいったん水を貯めて、川の水量を調節することによって下流を洪水から守ること。
洪水調節(治水)容量 こうずいちょうせつようりょう 常時満水位からサーチャージ水位までの容量。洪水時はこの範囲内で調節を行う。
洪水吐 こうずいばき ダムによって貯留しきれない水を下流へ安全に放流するためのゲート。常用洪水吐と非常用洪水吐がある。
コンタクトクレイ こんたくとくれい フィルダムの遮水ゾーンの盛立て材料として、岩盤やコンクリート表面との接触部に用いられる細粒の土質材料のこと。

さ行

用語 読み 意味
サーチャージ水位 さーちゃーじすいい 洪水時にダムによって一時的に貯留することができる流水の最高水位。
最低水位 さいていすいい ダムの取水口の最低敷高で通常これより下の貯留水が利用できない水位。
暫定豊水水利権 ざんていほうすいすいりけん 緊急暫定的に用水を必要とする場合、例えば、ダム等の建設により水源が安定的に確保されるまでの間、河川流量が一定量を超える場合に限り、暫定的に取水することができる水利権。
試験湛水 しけんたんすい ダムが完成した後にダムの安全性を実際に検証することをいい、実施後に通常の管理に移行する。
死水容量 しすいようりょう 堆砂容量から最低水位までの容量。
遮水ゾーン しゃすいぞーん ゾーン型フィルダムの遮水の機能を果たすゾーン。コアとも呼ばれる。
集水面積 しゅうすいめんせき 雨が降り、降った水が山づたいに流れ、ダムへ集まってくる範囲の広さ。
常時満水位 じょうじまんすいい 非洪水時に貯留することができる流水の最高水位。
常用洪水吐 じょうようこうずいばき ダム湖の水を調節しながら流下させるゲート。
新産業都市 しんさんぎょうとし 新しい工業開発の中心地をつくるために、国が強力な援助を与えて建設を進めてきた都市。大分市は昭和39(1964)年に新産業都市として国の指定を受けた。
水利権 すいりけん 河川などの水を利用するための権利。ダムでは農業用水、水道用水、工業用水、発電用水などに分かれる。
水源地対策特別措置法(水特法) すいげんちたいさくとくべつそちほう ダム建設されると、水没地だけでなく、ダム周辺の環境や状況が大きく変わるため、ダムが完成してからも快適に暮らせるよう、水源地域の生活環境や産業基盤などを整備し、関係住民の生活の安定と福祉の向上を図ることを目的とした法律。
スラリー すらりー 粘土に水を加えて泥状にした土。
正常流量 せいじょうりゅうりょう 河川の流水の正常な機能の維持のために必要な流量のこと。渇水時、ダムに貯めた水を放流することによりこの流量を維持する。
瀬切れ せぎれ 雨が少なく河川の流量が少なくなり、その状態が続くとやがて河床が露出して、流水が途切れてしまう状態。魚など水生生物の生息など生態系や漁業、景観、レジャーなどに悪影響を及ぼす。
設計洪水位 せっけいこうずいい ダム設計洪水流量の流水が発生したときの貯水池の水位
セメントミルク せめんとみるく セメントと水とを練り混ぜてできたミルク状のもの。ダム現場では、基礎処理の際にダムの基礎への注入材として使用される。
選択取水施設 せんたくしゅすいしせつ ダム湖の水は表層・中層・下層で温度や濁度などが異なりるため、必要に応じて取水する高さを変え、深さにより異なる性質の水を目的に応じて選択して取水する設備。
総貯水容量 そうちょすいようりょう 堆砂容量、死水容量、利水容量、洪水調節容量を合計した総量。

た行

用語 読み 意味
堆砂位 たいさい 計画堆砂容量を水平に堆砂した場合の上面の高さ。
(計画)堆砂容量 たいさようりょう ダム湖に100年間に流入してくると仮定した土砂の容量。
ダムサイト だむさいと ダム堤体を建設する場所。
ダム軸 だむじく ダム天端上流面を基準とした線。
ダム天端 だむてんば ダム堤体の最上部。
多目的ダム たもくてきだむ ダム事業の目的としては、洪水調節、流水の正常な機能の維持、発電、用水補給(上水、工水、かんがい)などが挙げられ、一つのダムでこれらのうち複数の目的をもつダム。
湛水面積 たんすいめんせき 水をいっぱいに貯めたときの貯水池の広さ。
タンパ たんぱ 土を締め固める機械。
沖積層 ちゅうせきそう 約2万年以降に形成された比較的新しい地層で、れき、砂、粘土からなる軟弱な地盤。大分川下流部に分布している。
貯水位 ちょすいい ダムに貯められている水の高さ。
貯水池 ちょすいち ダムによって河川が堰上げられてできた人口の湖。
直轄管理区間延長 ちょっかつかんりくかんえんちょう 河川管理者が直接管轄する河川の延長のこと。
沈砂池 ちんさち 河川から上水・発電などの用水を引き入れる場合、土砂を沈殿させるため取水口の近くに設ける人工池。
付替道路 つけかえどうろ ダム建設に伴って、道路が水没することがあるが、その道路が国道、都道府県道のように水没地域を越えて利用される道路の場合は、新しくそれに替わる道路が建設される。
堤高 ていこう 基礎地盤からダム天端までの高さ。
堤体 ていたい ダム本体のこと。
堤体積 ていたいせき ダム堤体の体積。
堤頂長 ていちょうちょう ダム堤体の長さ。

は行

用語 読み 意味
非洪水期 ひこうずいき 降雨量の少ない時期(主に11月から翌年5月)を指す。
非常用洪水吐 ひじょうようこうずいばき 計画を超える異常洪水のとき、ダムを越流したり壊れたりするのを防ぐために洪水を流下させるゲート。
副ダム ふくだむ 一般的にダムの下流側に設けられた堰のことをいい、洪水吐より落下する水を緩衝する役割を担う。
フィルター材 ふぃるたーざい ロック材とコア材の間に配置され、コア材の流出を防ぐ役割をもっている。ロック材とコア材の中間的な粒度の材料で、河床砂礫(川底の砂や小石)、ロック材の細かい部分やコア材の粗い部分などに使われる。
ブランケット ぶらんけっと ダムの上流側にダムの基礎表面に不透水性または難透水性の材料を設置し、遮水性(水が抜けないようにする)を高める方法。
ブランケットグラウチング ぶらんけっとぐらうちんぐ フィルダムの遮水ゾーンとダムの基礎との連結部分で実施するグラウチングのこと。岩盤内の割れ目にセメントミルクを注入するなどして遮水性を高める(水が抜けないようにする)。
豊肥火山岩類 ほうひかざんがんるい 九重山周辺域に広く分布しているマグマが地表または地表に近いところに噴出してきて冷え、固まってできた岩石のこと。大分川上流部に分布している。
放流量 ほうりゅうりょう ダムがゲートから出す水の量のこと。

や行

用語 読み 意味
有効貯水容量 ゆうこうちょすいようりょう ダムの総貯水容量から堆砂容量と死水容量を除いた容量。

ら行

用語 読み 意味
利水放流設備 りすいほうりゅうせつび 下流の川の水が少ない時などにダムから水を放流するための設備。
利水容量 りすいようりょう 最低水位から常時満水位までの容量。
流入量 りゅうにゅうりょう ダム湖に流入してくる水の量のこと。通常は1秒間に入ってくる水の体積で表わす。
ロック材 ろっくざい 岩石のこと。ダムの大部分を構成し、堤体の安定を保つ役割をもっている。
ロックフィルダム ろっくふぃるだむ 堤体材料として岩石(ロック材)、砂利(フィルター材)、土(コア材)を使用して造られるダム。

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