山国川の治水を行うにあたっては、まず山国川本川(本流)及び、合流する各支川(支流)等から、流入する最大の流量(基本高水流量)を想定し(山国川では、下唐現地点で4,800立方メートル/sと定められています)、洪水を防ぐために調節すべき流量(洪水調節量)を決定します。
そしてこの洪水調節量に基づき、ダム等洪水を調整する施設を整備し、それによって調節された水量(計画高水流量)を基本に、河道の整備を行っていきます。山国川では、各地点で上記のように計画高水流量が定められています。
山国川の治水を円滑に行うために、平成大堰では可動式の堰を採用し、最大で4,500立方メートル/sもの流量を安全に流下させる役割を担ってます。
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山国川の利水を行うにあたっては、限りある水資源を有効かつ、安定的に利用するために、上記の様に、各取水施設から取り入れる最大の水の量を定めています。
山国川の利水を円滑に行うために、平成大堰では流域及び周辺自治体で、水道・工業・不特定用水を、貯水・取水・放流する役割を担っています。
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