主な洪水と治水対策(平成24年の概要)

近年の著名洪水は平成24年7月洪水

  • 昭和23年に直轄改修事業に着手、以後、昭和60年に耶馬渓ダムが完成、平成2年に平成大堰が完成
  • 過去に比較的大きな被害をもたらした洪水は、昭和19年9月洪水、平成5年9月洪水
  • 近年では、平成24年7月3日、平成24年7月13日~14日と洪水が立て続けに発生、曽木地区等が浸水するなど流域で甚大な被害  【平成24年7月出水概要】
  • 平成25年5月 山国川床上浸水対策特別緊急事業に着手
  • 平成30年6月 山国川床上浸水対策特別緊急事業完了 【山国川床上浸水対策特別緊急事業概要】

昭和19年9月洪水の浸水範囲

昭和19年9月洪水の浸水の様子

平成5年9月洪水(曽木地区、橋の流失)

平成5年9月洪水(青の洞門付近の流木)

主な洪水と治水対策

昭和19年9月洪水

台風16号 【既往最大(推定値)】

[流量約4,800m3/s(下唐原地点)]
・浸水家屋:約7,800戸

昭和23年 直轄改修事業に着手
・基準地点;下唐原
・基本高水ピーク流量;3,100m3/s
・計画高水流量;3,100m3/s
昭和28年6月洪水 梅雨前線
[流量約2,910m3/s(下唐原地点)]
・死者・行方不明者1名
・床上浸水:605戸、床下浸水:3,196戸
昭和41年 山国川水系が一級河川に指定
・工事実施基本計画を策定(S23年計画を踏襲)
昭和43年 工事実施基本計画の改定
・基準地点;下唐原
・基本高水ピーク流量;4,800m3/s
・計画高水流量;4,300m3/s
昭和60年 耶馬溪ダム完成
昭和63年 直轄管理区間の延伸(15.3km~27.3km)
平成2年 平成大堰完成
平成5年9月洪水 台風13号
[流量3,720m3/s(下唐原地点)]
・床上浸水99戸、床下浸水139戸
平成18年 山国川河川整備基本方針策定
・基準地点;下唐原
・基本高水ピーク流量;4,800m3/s
・計画高水流量;4,300m3/s
平成19年8月洪水 台風5号
[流量3,200m3/s(下唐原地点)]
・床上浸水4戸、床下浸水4戸
平成24年7月洪水 梅雨前線(観測史上第1位、第2位)
 [7月3日 流量約4,060m3/s(下唐原地点)]
 ・床上浸水132戸、床下浸水62戸
 [7月13日~14日 流量約3,910m3/s(下唐原地点)]
 ・床上浸水125戸、床下浸水63戸
平成29年7月洪水 梅雨前線(観測史上第3位)
 [流量約2,640m3/s(下唐原地点)]
平成30年7月洪水 梅雨前線(観測史上第4位)
 [流量約2,560m3/s(下唐原地点)] 

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