肝属川の生き物たち

魚類  肝属川の魚図鑑


コイ(コイ目、コイ科)

約60センチ 見られる場所:中流域から下流域 生活型:淡水魚

何でもよく食べますが、特に貝が好きで口の奥にある丈夫な歯で貝の殻を砕いて食べます。寿命が長く、中には70年から80年も生きるものもいます。

写真および解説 (Yahoo!きっず図鑑)

タカハヤ(コイ目、コイ科)

約10センチ 見られる場所:渓流から上流域 生活型:淡水魚

ウロコが小さく、体は厚い粘液で守られているので掴みにくい魚です。岩や樹木の陰に隠れて生活しています。また、エサのついていない釣り針に食らいつくほどの食いしん坊です。

シマヨシノボリ(スズキ目、ハゼ科)

約7センチ 見られる場所:中流域から下流域 生活型:回遊魚

ハゼの仲間は、腹ビレが吸盤状になっているのが特徴です。シマヨシノボリはやや小型で、頬に赤色のしま模様と胸ビレの根元に三日月の形をした黒い斑点があります。

カワムツ(コイ目、コイ科)

約15センチ 見られる場所:上流域から中流域 生活型:淡水魚

オイカワよりも上流に住み昆虫を食べます。目の後ろから尾ビレにかけて黒色の帯があります。

ナマズ(コイ目、ナマズ科)

約50センチ 見られる場所:中流域から下流域 生活型:淡水魚

昼間は穴に隠れていますが、夜になると餌を探して動き始めます。口ひげが4本あるのが特徴です。

写真および解説 (Yahoo!きっず図鑑)

ドジョウ(コイ目、ドジョウ科)

12センチ〜18センチ 見られる場所:中流域から下流域、沼 生活型:淡水魚

体はヌルヌルしていて、10本の口ひげがあります。冬になると頭から泥の中に潜り、冬眠をします。

写真および解説 (Yahoo!きっず図鑑)

メダカ(ダツ目、メダカ科)

約4センチ 見られる場所:中流域、沼 生活型:淡水魚

背ビレが他の魚と比べて、後ろの方についています。最近では水路がコンクリートに固められ、住む場所が無くなったりするなど、生息環境の変化や水の汚れの問題などでその数が減ってきています。

写真および解説 (Yahoo!きっず図鑑)

ウグイ(コイ目、コイ科)

30センチ〜50センチ 見られる場所:全域 生活型:淡水魚

幅広い地域に生活しており、藻や昆虫を食べています。卵を産む季節になると、赤色の縦縞が3本でてきます。

オイカワ(コイ目、コイ科)

約15センチ 見られる場所:全域 生活型:淡水魚

肝属川流域で一番数が多い魚で、全体の約3分の1を占めています。卵を産む時期になると雄は、赤や青をおびた美しい色になります。

写真および解説 (Yahoo!きっず図鑑)

カワアナゴ(スズキ目、ハゼ科)

約23センチ 見られる場所:下流域 生活型:回遊魚

頭から背中にかけて平らになっています。川の底にじっとしていることが多いのですが、餌を取るときには素早く動いて捕まえます。

ヒイラギ(スズキ目、ヒイラギ科)

約11センチ 見られる場所:河口域 生活型:汽水魚、海水魚

川底の生き物を口を前に突き出して食べます。食道の周りに発光器があります。

カマツカ(コイ目、コイ科)

約20センチ 見られる場所:中流域から下流域 生活型:淡水魚

川の底で生活しやすいようにお腹が平らになっています。下向きの口で川底の砂を吸い込み、中にいる昆虫などの餌を選り分けて食べます。

ギンブナ(コイ目、コイ科)

約60センチ 見られる場所:中流域から下流域 生活型:淡水魚

コイに似ていますがヒゲはありません。4〜6月に卵を産みますが、雄の数が少ないため雌のみで卵を産むことがあります。

クサフグ(フグ目、フグ科)

約15センチ 見られる場所:河口域 生活型:汽水魚、海水魚

6〜7月の大潮の時に大群で海岸に来て産卵します。肉は白身で毒はありませんが、皮と内蔵には毒があります。

オオヨシノボリ(スズキ目、ハゼ科)

約10センチ 見られる場所:全域 生活型:回遊魚

大きくなるヨシノボリで胸ヒレの根元に黒い斑点があります。藻や水に住む昆虫を食べて生活しています。

アユ(サケ目、アユ科)

18センチ〜30センチ 見られる場所:全域 生活型:回遊魚

日本の淡水魚を代表する魚で”清流の女王”と言われています。昼間は休みなく、石についている藻を食べています。

写真および解説 (Yahoo!きっず図鑑)

スミウキゴリ(スズキ目、ハゼ科)

約9センチ 見られる場所:河口域 生活型:汽水魚

口は大きく、目の後ろまで切れ込んでいます。他のウキゴリと比べて小さく、下流側に住んでいます。

マハゼ(スズキ目、ハゼ科)

13センチ〜25センチ 見られる場所:河口域 生活型:汽水魚、海水魚

海底の泥の中に迷路のような穴を掘って、卵を産みます。釣り人に人気があり、秋から冬にかけてがおいしい季節と言われます。

写真および解説 (Yahoo!きっず図鑑)

チチブ(スズキ目、ハゼ科)

約8センチ 見られる場所:下流域から河口域 生活型:汽水魚

体全体に白い斑点があり、その斑点は頭の部分で密集しています。産卵期には、小石の下や空き缶などの中に作った巣穴で雄が卵の世話をします。

ウナギ(ウナギ科)

約100センチ 見られる場所:河口域 生活型:回遊魚

肝属川はウナギの稚魚が上る川として有名です。川で5〜10年生活して、太平洋の産卵場へ向かいます。

写真および解説 (Yahoo!きっず図鑑)


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