国や都道府県では、これまで、水防法に基づき住民等の迅速かつ円滑な避難に資する水害リスク情報として、想定最大規模降雨を対象とした「洪水浸水想定区域図」を作成し公表してきました。 国土交通省では、これに加えて、土地利用や住まい方の工夫の検討及び水災害リスクを踏まえた防災まちづくりの検討など、流域治水の取組を推進することを目的として、発生頻度が高い降雨規模の場合に想定される浸水範囲や浸水深を明らかにするため、「多段階の浸水想定図」及び「水害リスクマップ」を作成し公表することとしました。
水害リスクマップは、年超過確率1/10・1/30・1/50・1/100・想定最大規模降雨の降雨により浸水した場合に想定される多段階の浸水想定図を重ね合わせたものであり、年超過確率ごとの浸水区域([浸水発生/浸水深50cm(床上浸水相当)以上/浸水深3m(1階居室浸水相当)以上])を示した図面です。


これまでは、国管理河川の氾濫のみを示した「外水」に対する多段階浸水図及び水害リスクマップを令和4年4月に公表してきましたが、今回公表した「内外水統合型水害リスクマップ」とは、外水氾濫に加えて内水氾濫による浸水リスクを一体的に表現したものです。外水(本川)と内水(支川・下水道等)の氾濫状況を一体で示すことにより、高頻度、中高頻度においても流域全体の氾濫状況を表現することができ、浸水実態に即した避難計画や防災まちづくりの検討への活用が期待されます。
・多段階浸水想定図(1/10、1/30、1/50、1/100)・・・・・・【現況河道】
・水害リスクマップ(浸水深cm以上、50cm以上、3m以上)・・【現況河道】
<参考資料>
・「内外水統合型の多段階浸水想定図、水害リスクマップ【令和8年3月公表】」における浸水リスク検討・表示範囲
【参考資料】