4.本明川で起こりうる災害

4.本明川で起こりうる災害

 近年は集中豪雨が多発しており、年々増加する傾向にあります。先週お伝えしているとおり、本明川は短く勾配が急であるため一気に川を流れ下ってしまいます。そして勾配が緩やかになった市街地付近で急激に水位が上昇し、洪水が発生することもあります。昭和32年の諫早大水害以降も大きな洪水が何度も発生しており、集中豪雨の際には十分に注意が必要になります。最近も大雨が続いていますので、降雨の際には十分に警戒してください。

  また、本明川はその延長が短く、市街地を経て一気に有明海へ流れ出てしまうため、水を留めることができず、雨が降らないと渇水となる恐れもあります。渇水が起こると河川に棲む生物に影響が及んでしまいます。

 諫早市街地は拡大しており、想定氾濫区域内の人口が増加しているため、洪水や渇水を防ぐために本明川の更なる治水対策を急ぐ必要があります。具体的な整備については来週お伝えします。

  その他詳細については以下のパネルをゆっくりとご覧いただき、理解を深めていただけると幸いです。

 

     

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