気球空撮装置、移動多重無線

気球空撮装置

鳥瞰(※)動画をリアルタイムに提供

気球空撮装置

※鳥瞰(ちょうかん)…鳥が空から見おろすように高い所から広い範囲を見おろすこと。

現場の設営から空撮に至るまで

現場の設営から空撮に至るまで

機器調整
機器調整
空撮状況
空撮状況
モニタ監視状況
モニタ監視状況
鳥瞰動画をリアルタイムに提供

気球を使い上空よりテレビカメラで災害の発生現場をとらえ、被害状況を確認します。テレビカメラでとらえた画像は、光ケーブルで地上に伝送し、Ku-SATをかいして本局や各事務所に情報を瞬時に伝えます。また長期間の係留ができるため、災害発生後の状況の連続的な観測にも適しています。テレビカメラはリモートコントロールにより地上及び遠隔指示により操作可能です。

主要諸元

  • 気球形状:カイツーン型(飛行船型)尾翼4枚付
  • 容積:30m3 サイズ:6,500mm×φ3,000mm程度
  • 充填ガス:ヘリウムガス
  • 材質:強力塩化ビニール0.12mm厚
  • 掲揚ロープ:φ5mmクレモナ

装備品

  • カメラ装置:内蔵ドームカメラ 1/4インチCCD 約2kg
  • 光画像送信部:パルス化FM変調方式(PFM) 200g
  • カメラフレーム:防滴用カバー ●液晶カラーモニター:NTSC10形透過型液晶パネル
  • カメラコントロール:制御項目 雲台 上/下 左/右
  • レンズ:ズーム/フォーカス ワンプッシュオートフォーカス
  • 光画像受信部:パルス化FM変調方式(PFM)
  • 電源部:入力 AC100V 出力 DC48V
  • 映像分配部:入力1 出力3
  • コネクタパネル:電源 光複合映像出力の各コネクタ
  • キャリングケース:アルミニウム
  • 掲揚ロープ用ドラム:手動型 200m 6mmφ
  • 光・メタル複合ケーブル:9.5μm/125μm
  • 通信ケーブル:1P
  • 電源ケーブル:2芯

移動多重無線

災害現地の対策本部に一時的に多くの電話回線を設ける場合や、国土交通省の拠点をはじめ、都道府県、公団といった関係機関の被災時には、ホットラインを作るために移動型の多重無線装置が利用されます。

移動多重無線

ページの先頭へ戻る

Copyright (c) Saga National Highway Office. All Rights Reserved.