遠賀川流域生態系ネットワーク形成
遠賀川流域生態系ネットワーク形成
生物が生息・生育する様々な空間(森林、農地、都市内緑地・水辺、河川、海、湿地・湿原・干潟・藻場・サンゴ礁等)がつながるネットワークのことです。
生態系ネットワークの概念は、「21世紀の国土のグランドデザイン(平成10年3月)」において、国土規模での生態系ネットワーク形成を目指すことが位置づけられ、「生物多様性国家戦略2012-2020(平成24年9月)」や「国土形成計画(全国計画)」平成27年8月」では、生態系ネットワーク形成の重要性や関係機関による連携の促進が掲げられています。
遠賀川河川事務所では、これまで河川における生物の生息・生育環境や自然再生等の河川を中心とした生態系ネットワークに努めてきましたが、今後は、流域全体を俯瞰した生態系ネットワークの形成にむけた取組を実施していきます。
遠賀川流域では、これまで流域の各地で森林保全や河川の自然再生、環境学習などの取組が個々に行われてきていますが、流域レベルで生態系ネットワーク形成を促進するためには、各主体が共通の目標を持ち、連携と協働により取り組んでいくことが必要となります。
このような背景のもと、遠賀川を基軸とした生態系ネットワーク形成の促進を図っていく上で、進むべき方向を示すために遠賀川河川事務所では、学識者からなる『遠賀川流域生態系ネットワーク検討委員会』を設置し検討を重ね、平成29年8月に「遠賀川における生態系ネットワーク形成の促進に向けて(提言)」をとりまとめました。
この提言を踏まえて遠賀川流域における多様な生物の生息・生育環境を保全・再生する取組を実践していくため、国土交通省、環境省、福岡県、流域内の7市13町1村(21市町村)からなる『遠賀川流域生態系ネットワーク形成推進協議会』を組織し、目標を共有しながら関係機関等が一体となって取り組んでいきます。


