令和2年7月豪雨(7月6日)出水概要(速報版)
九州全域で雨が降り続いています。雨が止んでいても土砂災害などに警戒が必要です。引き続き最新の情報に留意し、もしもの時に備えておいてください。
令和2年7月豪雨による被害が特に甚大な熊本県、福岡県へTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)が出向き、各被災自治体を支援して1日も早い復旧に努めています。こちらにその様子が掲載されておりますので是非ご覧ください。
http://www.qsr.mlit.go.jp/bousai_joho/bousai200710.html
また、先日の大雨により氾濫危険水位を超えた本明川の出水概要(速報版)やダムが完成していた場合の期待される治水効果について公開致しました。こちらも是非あわせてご覧ください。
6.本明川の整備②
タイムラインとは、災害が発生することを前提として、気象、河川管理、警察、消防、交通、ライフライン等防災に関する多くの機関が事前にとるべき行動を「いつ」「誰が」「何をするか」に着目して時系列に整理した行動計画です。
本明川水系においては、22の防災関係機関が連携する「本明川タイムライン検討会」を設置、その中で住民の生活を守るために先を見越した早期の災害対応等を整理した「本明川水害タイムライン試行版」を作成し、諫早市長へ手交し運用しています。
本明川水害タイムラインは、気象情報、水位情報や被害発生状況に応じて7つのステージを設定、迅速な防災体制の構築、早期の避難準備や緊急避難により「逃げ遅れゼロ」を目標としている点が主な特徴となっています。
また、タイムラインの中身である「いつ」「誰が」「何をするか」については、毎年開催している「本明川タイムライン検討会」において前年の運用実績に基づいて見直しを行い、より実態に即した内容に修正し、各機関の出水や台風時の早期対応に活かしているところです。今年についても「水害タイムライン」に基づき各機関との情報共有等を行っており、令和2年7月豪雨の際にも気象情報、水位情報に応じてステージを変更、各ステージに応じた対応を行っています。
図を併せて解説しておりますので、以下のパネルも是非ご覧ください。
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