委員会の目的

本委員会は、九州地方における深層崩壊の危険度が高い地域において深層崩壊の特性および対応策について学識者の意見を伺いながら検討を行い、大規模な土砂災害について災害への備えを充実させることを目的としています。

深層崩壊に伴う天然ダム災害
(平成17年宮崎 耳川)

委員

開催状況

第1回(平成24年11月5日)

第2回(平成25年1月15日)

第3回(平成25年1月15日)

大規模土砂災害シンポジウム~九州における深層崩壊に備える~ 開催!!

深層崩壊を始めとする大規模土砂災害がどのようなメカニズムで発生し、備えておくべきことは何なのかを考えていくことを目的に開催

開催日時 平成25年2月23日(土) 13:30~17:00
場 所 ホテル熊本テルサ テルサホール
参加人数 約250名(うち、国約30名、自治体約70名、一般約150名、報道関係者5名)
主 催 国土交通省九州地方整備局
熊本大学大学院自然科学研究科減災型社会システム実践研究教育センター

基調講演①

平成23年台風12号による紀伊半島大災害について

奈良県十津川村 村長 更谷慈禧 氏

基調講演②

九州における深層崩壊の実態と特徴について

鹿児島大学 教授 地頭薗隆 氏

パネルディスカッション

パネリスト
  • 奈良県十津川村 村長
    更谷 慈禧(さらたに よしき)
  • 鹿児島県出水市 市長
    渋谷 俊彦(しぶや としひこ)
  • 鹿児島大学 教授 
    地頭薗 隆(じとうその たかし) 
  • 熊本県  土木部長
    船原 幸信(ふなはら ゆきのぶ)
  • 九州地方整備局 河川部長
    植田 剛史(うえだ たけし)
コーディネーター(司会者)
  • 熊本大学大学院 教授
    北園 芳人(きたぞの よしと)

パネルディスカッションでの主な意見

①災害時の情報の迅速な収集と伝達のためには、行政など各機関が連携を図ることが必要
②早期避難のためには、住民の大規模土砂災害に対する防災意識の向上が必要
③災害時の対応では、防災ヘリの活用が有効である