事業案内

特定構造物改築事業【中間堰】

中間堰の目的

 中間堰は、官営八幡製鉄所の取水の安定のための用水堰として遠賀川河口からおよそ11kmの地点に昭和4年に設置されました。
 一方、遠賀川流域では、近年だけを見ても平成13年、平成15年、平成21年、平成22年、平成24年と度重なる洪水が発生しており、抜本的な対策として、河川の断面積を拡げて洪水を安全に流すことが必要となっていました。中間大橋付近より下流については、概ね目標としている河川断面が確保できていますが、中間大橋より上流については中間堰がボトルネックとなっており、洪水の時に水の流れを妨げていました。
 そこで、治水対策として集中的な投資をして、堰の改築や、上下流の川底や両岸の掘削を行う「特定構造物改築事業」として平成21年度より中間堰の改築を行ってきました。

特定構造物改築事業(中間堰)の概要

現在の状況

 中間堰は平成30年度に、周辺にお住まいの皆様、その他多くの関係者の皆様のご理解とご協力のもと完成し、令和元年5月25日には完成記念式典が行われました。
 遠賀川河川事務所では、洪水をさらに安全に流すため、引き続き河道掘削などの事業を行っていきます。

令和元年4月 新しい中間堰

令和元年4月 新しい中間堰

令和元年5月 完成式典の様子

令和元年5月 完成式典の様子


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