河川学習プログラム

清流ルネッサンスⅡ

「清流ルネッサンス」は、住民の皆さんと行政とが一緒になって、汚れた川や湖を10年間できれいにするための取り組みです。遠賀川は、平成14年度「清流ルネッサンス」対象河川に選定されました。
 平成24年度を目標年度とし、評価を行いましたが、目標を達成していない部分もあるため、3年間、活動を継続しました。
キラッキラ!やすらぎ、きよらか遠賀川」というキャッチフレーズのもと、行動計画に沿って取り組みを進めています。

行動計画

計画がスタートした平成15年度から5年が経過した平成20年度に、行動計画書の中間評価と見直しを行い、「行動計画改訂版(平成21年3月)」をとりまとめました。

水環境の目標像

水域 特性 水環境の目標像
遠賀川下流水域 多くの人が訪れ、水利用が盛ん
川を訪れる人々が快適に水とふれあい水遊びができる川を目指す。
馴染み深いテナガエビ、汽水域ではチクゼンハゼ、淡水域ではツチフキなどが多く棲める川を目指す。
より安全で良質な水道水源となりうる川を目指す。
犬鳴川水域 山と森に囲まれる
ホタルが飛び交い、川泳ぎや水遊びができる美しい川を将来にわたって保全する。
オヤニラミ・タナゴ類など貴重な魚が棲める環境を保全する。
穂波川水域 ベッドタウン化による地域開発がすすみ、水質悪化が懸念される
水遊びができる現在の川の清らかさを将来においても保全する。
イシドジョウやスナヤツメなど貴重な魚が棲める環境を保全する。
遠賀川中上流水域 田園風景が広がる中を流れ、良好な河川景観を形成
ゆっくりとした川の流れ、堰から流れ落ちる水の清らかさなど多くの人が憩いを感じることのできる川を目指す。
カマツカなどの魚影が多く見られ、サケが上れるような川を目指す。
より安全で良質な水道水源となりうる川を目指す。
彦山川水域 伝統的に水との結びつきが強い
上流部では現在の泳ぐことができる自然豊かな川を保全し、中下流部では快適に水と触れ合うことのできる川を目指す。
中流部ではアカザのような貴重な魚やサワガニが棲める川を、中下流部ではアユが棲める川を目指す。
中元寺川水域 都市化に伴う水質悪化により川の魅力が乏しい
清廉さが感じられ、川に近づきたくなるような魅力ある川を目指す。
ドンコ・カワムツなど馴染み深い魚が棲める川を目指す。

進捗状況

清流ルネッサンスⅡには、22の施策メニューがあります。これらの実施状況・実施計画や、遠賀川の水質改善状況をお知らせします。

パンフレット

清流ルネッサンスをわかりやすくまとめたパンフレットです。遠賀川をきれいにするために、川を汚さない工夫(水エコ)をしましょう。
環境学習等にも、ぜひお役立て下さい。

「みんなの手で川をきれいに」表紙イメージ


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