八代河川国道事務所は、昭和12年5月に内務省直轄の下関土木出張所球磨川改修事務所として熊本県八代町役場に創設され、球磨川下流八代地区の直轄改修に着手したことから始まります。
昭和22年7月には球磨川および菊池川の県内2河川改修事業を担当することになり、熊本工事事務所という呼称に改められ、同時に上流地区の改修工事にも着工しました。なお、この期間には「上流改修事務所」が人吉市に設置され、球磨盆地の河川改修をはじめ後に実施する市房ダム建設のための予備調査なども手がけています。
昭和25年4月、八代工事事務所と改称され、球磨川改修事業のほか、国道3号線の補修工事に着手し、河川・道路を所掌する事務所となりました。しかし、道路整備事業の急速な伸びに対応し、国道3号線の改築事業が本格化したのに伴い、昭和35年4月三太郎国道工事事務所が設置され、再び河川改修単独の球磨川工事事務所になりました。
やがて国道改良工事のピークを過ぎる昭和39年7月に三太郎国道工事事務所が廃止され、再度、球磨川工事事務所と合併して八代工事事務所と改称しました。 さらに昭和63年4月に南九州自動車道の改築に着手し、平成13年1月には中央省庁再編に伴い、国土交通省九州地方整備局八代工事事務所となり、平成15年4月には八代河川国道事務所と改称し現在に至っています。
年月日 | 事項 |
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S12年5月1日 | 内務省土木出張所球磨川改修工事事務所(八代町役場内)を設置し、下流地区改修に着手する。 |
S13年4月1日 | 庁舎新築移転(八代市西松江城町17) |
S22年7月1日 | 昭和18年9月、同19年7月洪水にかんがみ、人吉市に球磨川上流改修事務所を設置し、上流地区の改修に着手する。 |
S23年9月1日 | 球磨川上流改修事務所を統合し、球磨川工事事務所となる。 |
S25年4月3日 | 八代工事事務所と改称し、国道3号の補修に着手する。 |
S32年4月1日 | 国道3号線の改良工事に着手する。 |
S35年4月1日 | 三太郎国道工事事務所設置に伴い、八代工事事務所は球磨川工事事務所となる。 |
S39年7月1日 | 三太郎国道工事と球磨川工事を統合し、八代工事事務所となる。 |
S40年5月 | 三太郎国道の開通式 |
S40年8月1日 | 調査課設置 |
S41年4月1日 | 昭和40年7月洪水にかんがみ、球磨川工事実施の基本計画の改訂をする。 |
S42年7月1日 | 人吉国道出張所を設置し、国道221号改築に着手する。 |
S46年3月31日 | 庁舎新築移転(八代市萩原町1丁目708-2) |
S46年4月1日 | 河川管理課設置 |
S48年4月12日 | 球磨川中流地区を直轄編入し、水系一貫した管理体制となる。 |
S53年4月1日 | 国道3号八代市東片町以南の改築に着手する。 |
S54年4月6日 | 経理課設置 |
S54年8月10日 | 国道221号権限代行区間全線20km開通 |
S55年4月7日 | 人吉国道出張所廃止 |
S57年4月8日 | 工務第二課設置 |
S63年4月1日 | 南九州西回り自動車道の改築に着手する。 |
H元年5月29日 | 調査第二課設置 |
H 3年4月12日 | 建設専門官設置 |
H 5年4月6日 | 用地第二課設置 |
H 6年7月1日 | 副所長(道路)を設置し、建設専門官を廃止 |
H 8年5月11日 | 建設専門官設置 |
H13年1月6日 | 国土交通省九州地方整備局八代工事事務所となる。 |
H15年4月1日 | 国土交通省九州地方整備局八代河川国道事務所と改称する。 |
H18年4月1日 | 河川環境課設置 |
H20年4月1日 | 品質確保課設置 |
H23年4月1日 | 事業対策官設置 |
H26年4月1日 | 調査第二課廃止、調査第一課を調査課に名称変更 |
H31年4月1日 | 品質確保課廃止 |
R 2年4月1日 | 河川環境課廃止、建設専門官(2)設置 |
R 2年9月1日 | 八代復興出張所設置 |
R 3年4月1日 | 八代復興出張所廃止 |
R 4年4月1日 | 道路管理課設置、用地対策官設置、用地官廃止 |
R 5年4月1日 |
調査課廃止、流域治水課設置 |
R 6年4月1日 |
事業対策課設置 |
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