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人吉(球磨)盆地には、多くの急流支川が流入しており、洪水が発生しやすい特徴を有しています。
令和2年7月豪雨においては、球磨村渡地区から人吉市街部にかけて、約590haに及ぶ浸水被害が発生し、約4,800戸の家屋等の浸水が確認され、また、氾濫流の影響により、山間狭窄部入リ口付近となる球磨村渡地区から人吉市下薩摩瀬町(約59km)付近において、家屋倒壊も確認されました。
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