肝属川の治水事業

浸水想定区域図

補足事項

  水災による被害の軽減を図るため、浸水想定区域の指定・公表を行い、浸水想定区域における円滑かつ迅速な避難の確保を図るための措置を講ずること等を目的として、水防法の一部が改正され、7月3日に施行されたところですが、全国の国土交通大臣管理河川13水系19河川において「浸水想定区域」の指定・公表を行っていきます。

  浸水想定区域は、洪水予報河川が洪水防御に関する計画の基本となる降雨によりはん濫した場合に浸水が想定される区域として指定されるものです。
洪水予報河川は、現在九州において国土交通大臣管理河川で20水系41河川あり全国においては108水系192河川あります。 九州では、7水系12河川で指定・公表されています。今後、全ての洪水予報河川で浸水想定区域の指定・公表を進めていく予定です。

  肝属川の浸水想定区域、及び浸水した場合に想定される水深その他を表示した図面(浸水想定区域図)は、九州地方整備局及び大隅工事事務所において、縦覧するとともに、関係町に通知致します。

  関係市町村は、水防法に基づき、浸水想定区域に応じて地域防災計画に定められた洪水予報の伝達方法、避難場所等について住民に周知するよう努めることとされていますが、その際、浸水想定区域図を基に避難場所等を記載した「洪水ハザードマップ」を作成・活用することが期待されるところです。
国土交通省としても、洪水ハザードマップの作成主体である関係市町村に対して支援を行い、浸水想定区域に応じた、洪水ハザードマップの作成・普及に努めてまいります。

  平成14年3月の公表により九州においては以下の河川の浸水想定区域図が指定公表されたこととなります。

  • 本明川水系本明川
  • 番匠川水系番匠川
  • 遠賀川水系遠賀川、彦山川
  • 肝属川水系肝属川、串良川、高山川、姶良川
  • 小丸川水系小丸川
  • 菊池川水系菊池川、合志川
  • 矢部川水系矢部川

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