肝属川の治水事業

捷水路(しょうすいろ) 曲がった川を真っ直ぐにして、洪水をよりスムーズに

「捷水路」は、曲がりくねった川の道を真っ直ぐにする事。川が曲がりくねっていると、水がぶつかる所も多いし、洪水が流れにくく、水害の危険性が高くなります。そこで、川の流れを真っ直ぐにする事で、洪水をスムーズに安全に流せるようにします。

くねくねした川だと

くねくねした川のイメージ図

ぶつかるところが多くて危険

真っ直ぐな川にすると

まっすぐな川のイメージ図

水の流れがスムーズになる。

肝属川ではこんな工事を

特に力を入れてきた捷水路設備

元々、とてもくねくね曲がった川だった肝属川。捷水路は流域で特に力を入れてきた事業の一つです。

工事前の川と工事後の川

肝属川の捷水路整備

月の輪湖跡

月の輪湖

線の部分が昔の川

捷水路が完成すると、昔の川筋は形だけが残ります。その形が月のように見えるので「月の輪湖」と呼ばれています。
肝属川流域には月の輪湖の跡が数多く残り、昔の肝属川がいかに曲がりくねっていたかうかがえます。


次のページは分水路

ページ先頭へ戻る