付替道路の工事の際、道路線形や工事のしやすさなどから石灰岩峰を掘削し道をつくる計画を予定していました。しかし、調査した結果、石灰岩地に特有な好石灰植物の生息地であることが確認されたことから、植物への影響を軽減するためトンネルに変更しました。
このように、常に植物への影響などを考えた工法を採用し、ダム事業を進めています。
改変面積の違い(イメージ)
掘削し道をつくる計画では、黄色の着色部をけずることに対し、トンネルとすることで地表面の多くを残すことができ、植物への影響を軽減することができる。
守られた貴重な植物
環境おじさんのひとり言
工事に先立ち植物1本1本の調査を行い、貴重な植物の多くを残すことができました。また、調査時のやぐら設置も、木を切らなくていいよう、傷めないよう慎重に行ったよ。