熊本県のレッドリストに記載された希少種をはじめ、五木地方では個体数が少なく貴重な植物を、周辺環境の似た場所へ移したり、頭地資料館「やませみ」の敷地内に設けられたジーンバンクに一時的に避難し水没地以外に移植しています。
また、水没する全ての植物の遺伝子を保存することを目的とし、採取後標本として管理しています。
頭地資料室「やませみ」とジーンバンク
標本管理
環境おじさんのひとり言
環境巡視の10余年でダム建設予定地とその周辺に存在する植物の標本(遺伝子の保存)は90%以上を完了しています。
残りは、外来種であることからほぼ完了と言っても良いと思われます。