令和2年7月豪雨により、大量の土砂、流木が流出し、河道閉塞や堆積などが確認された熊本県管理の球磨川水系の権限代行9河川において、土砂・流木撤去、河岸防護、土砂止め設置等の緊急的な対策が9月30日に完了しました。
なお、土砂の流出が著しい川内川においては、河道への土砂の再堆積を防止するための土砂止めを設置しました。
引き続き、被災前の河道確保と被災施設の復旧を実施してまいります。
水系名 | 所在地 | 河川名 |
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球磨川水系 | 八代市 | 市之俣川(いちのまたがわ) |
球磨村 |
川内川(かわうちがわ)、庄本川(しょうもとがわ)、 芋川(いもかわ)、中園川(なかぞのがわ)、小川(おがわ)、 鵜川(うがわ)、那良川(ならがわ) |
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芦北町 | 告川(つげがわ) |
令和2年7月豪雨で被災した[渡水位観測所]においては、代替水位計として対岸に危機管理型水位計を設置(9月30日)しました。また、[人吉水位観測所]においては、10月5日に復旧が完了し、運用しています。
これにより、すべての観測所地点において水位の確認ができるようになりました。
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令和2年7月豪雨で被災した球磨川沿線の道路啓開作業を被災直後から行ってまいりましたが、最後の啓開区間となっていた白石駅付近の作業が完了し、10月24日(土)から緊急車両や災害復旧車両を対象とした通行が可能となります。
災害発生時に緊急車両等の通行のため、早急に最低限の瓦礫処理を行い、簡易な段差修正等により救援ルートを開けることをいう。
道路啓開作業に引き続き、一般車両が安全に通行できるよう、流出した路肩や擁壁などの復旧工事を進めています。
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