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緑川水系河川整備基本方針は、昭和28年6月洪水等の既往洪水を踏まえ、計画を策定しております。具体的には、基本高水のピーク流量を基準地点「城南」地点で5,300m3/sとし、そのうち洪水調節施設により1,100m3/sを調節して、河道への配分流量を4,200m3/sとしています。流水の正常な機能を維持するために必要な流量は通年で概ね6m3/sとして、以て流水の適正な管理、円滑な水利用、河川環境の保全等に資するものとします。
緑川水系河川整備計画は、緑川水系河川整備基本方針を基に、今後30年間で実施する具体的な河川整備の目標や内容を定めたものです。具体的には、洪水ピーク流量を基準地点の城南で4,600m3/sとし、そのうち洪水調節施設により900m3/sを調節して、河道への配分流量を3,700m3/sとしています。(年超過確率1/60規模の洪水)なお、この目標は、気候変動の影響により降雨量が増加した場合においても、前計画※1の目標規模(年超過確率1/30)を整備完了時に確保することが可能となる規模となります。
※1:緑川水系河川整備計画(平成25年1月策定)
国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所は、緑川水系の中期的な整備内容等を定めた『緑川水系河川整備計画』を平成25年1月に策定し、河川整備を進めて参りました。この計画に基づく整備の進捗状況のほか、計画策定以降の河川を取り巻く社会状況の変化、今後の気候変動への適応等を踏まえ、緑川の更なる治水安全度の向上を目指し、国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所と熊本県では、河川整備計画を令和7年1月に変更しました。
この『緑川水系河川整備計画(変更)』に基づき、治水・利水・環境のそれぞれの目標が調和しながら達成されるよう総合的な視点で河川整備を推進していきます。
•変更に至った背景や手続き等の詳細はコチラ
緑川水系河川整備計画では、過去の洪水において流量が既往最大である昭和18年9月洪水と同規模の洪水が発生した場合でも浸水被害の防止又は軽減を図ることを目標として、基準地点の城南で4,100m3/sとし、そのうち洪水調節施設により600m3/sを調節して、河道への配分流量を3,500m3/sとしています。
また、流水の正常な機能を維持するため必要な流量については、河川整備基本方針にて定める流量と同様の6m3/sの確保に努めます。
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