【2016/03/14】佐世保中央ICの事故対策「三連ドットライン」の整備効果について

~ビッグデータ(ETC2.0プローブデータ)による検証結果~


国土交通省 九州地方整備局 長崎河川国道事務所では、西九州自動車道の佐世保中央IC(インターチェンジ)において、事故対策として平成27年11月11日に、「三連ドットライン」による対策を実施しました。
4ヶ月経過後の整備効果について、ビッグデータ(ETC2.0プローブデータ)を活用して検証した結果、次の効果が確認されました。

【注意喚起効果が発現】急ハンドル発生台数約5割減少しました。
※対策前<H27.10>26.0台/千台 → 対策後<H27.12>14.1台/千台

【速度抑制効果が発現】平均走行速度約2km/h低下しました。
※対策前<H27.10>43km/h → 対策後<H27.12>41km/h

 なお、対策から4ヶ月経過しましたが、三連ドットライン対策区間の事故発生件数はわずかに1件(物損事故)のみです。
※対策前4ヶ月<H27.7.11~H27.11.10>の事故発生件数は12件

 今後とも長崎県警察と協力して、事故の状況などを検証しながら継続して事故対策を行っていきます。
 

【対策前後の急ハンドル
(左右加速度±0.3G以上)発生台数の比較】

 

※ETC2.0プローブデータとは、ETC2.0対応車載器から一定の閾値以上の運転挙動が発生した地点の緯度経度や挙動強度が収録されたデータです。

※全体版

お問い合わせ先

国土交通省 九州地方整備局 長崎河川国道事務所       
技術副所長    横山 浩
交通対策課長 井本 真樹男
電話:095-839-9211(代表)

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