人吉区間の河道掘削

流下能力を向上させる対策

人吉区間（52.4km～64.6km）の整備

洪水を安全に流下させるための対策が必要な箇所等において、上下流バランスを考慮しつつ河道掘削等を実施します。

河道掘削等の実施にあたっては、洪水時の流速や水位の縦断変化、河道の安定・維持、アユ等の多様な動植物が生息・生育・繫殖を行う瀬・淵や砂礫河原等の良好な河川環境や、球磨川くだりやラフティング、カヌー等での河川利用や沿川の歴史的施設を踏まえた河川景観を保全・創出します。

中川原公園については、公園管理者である人吉市と連携し流下能力向上のための掘削（盤下げ掘削）を実施します。

また、河道掘削時には人吉層が露出しないように配慮します。

なお、河道掘削により発生する土砂は宅地かさ上げ等への有効活用を図ります。

河道掘削後には土砂の再堆積や、樹木の再繁茂状況を継続的に観測し、その結果を踏まえて適切に維持管理を実施します。

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