治水上の問題

加勢川川尻地区は。「堤防の高さ・幅不足、老朽化」、「陸閘の安全性」、「管理用通路の未整備」、「低水護岸のはらみだし」、「川底の深掘」などの治水上の問題を抱え、改修が必要な区間となっています。

1.堤防の高さ・幅不足、老朽化

川尻地区の堤防は、高さが約50cm不足しているとともに、幅が約5m不足しており、川表側の石垣もはらみ出しを起こしていることから、改修が必要となっています。

堤防の高さ不足

堤防の幅の不足

石垣のはらみだし

2.陸閘の安全性

川尻地区には、陸閘が13門あり、その全てが「閉切高さ」「地盤高さ」が不足しており、洪水時に危険な状況となるおそれがあります。

船着場下流部の陸閘の状況

3.管理用通路の未整備

川尻地区には、川のすぐ近くまで民家が建っており、堤防上に管理用通路が確保されておらず、洪水時の水防活動に支障がでるおそれがあります。

川のすぐ近くまで民家が建ち
管理用通路が確保されていない状況

河川管理用道路が確保されていないため
水防活動に支障が出るイメージ

4.低水護岸のはらみだし

低水護岸となっている船着場・御船渡しの箇所において、石積の裏込め土が、流水によって吸い出しをうけ、石積みや石垣が川側にはらみだし、危険な状況になっています。

船着場の石積みの
はらみ出しの状況(全景)

船着場の石積みの
はらみ出しの状況(近景)

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