「第2回長崎県道路メンテナンス会議」を開催しました

2014/10/30

平成26年10月30日に開催しました「第2回長崎県道路メンテナンス会議」にて、下記のとおり調整を実施しましたので、お知らせします。

今回の会議では、道路メンテナンスに関する情報提供が行われるとともに、点検業務の発注方法、点検計画の策定等について議論されました。また、自治体職員の技術力向上を目的に、国土交通省が行う橋梁定期点検を用いた講習会が実施されたことや、今後も、様々な取組を行って行くことが報告されました。

第2回長崎県道路メンテナンス会議
会議の模様
第2回長崎県道路メンテナンス会議
道路メンテナンスに関する情報提供

「第2回道路メンテナンス会議」調整結果概要

1.点検業務の一括発注について

  • 定期点検の着実な進捗を図るため、市町に対する支援の一環として一括発注を推進。
  • 平成26年度は、2市において一括発注をスタート。
  • 引き続き平成27年度も、可能な市町について一括発注に向け推進。

2.定期点検計画策定について

  • メンテナンスサイクルを計画的・効率的・効果的に回していくため、今後五ヶ年の点検計画を年内に策定予定。
  • 緊急輸送道路を跨ぐ橋梁や鉄道を跨ぐ橋梁及び緊急に点検が必要な橋梁を優先的に実施。
  • 平成26年度は、12市町が定期点検に着手。

市町の管理する橋梁約7,500橋のうち、463橋(約6%)で法定に基づく5年に1回の定期点検に着手。
うち高速道路を跨ぐ橋梁について、67橋のうち23橋(約34%)に着手。
うち鉄道を跨ぐ橋梁について、100橋のうち13橋(約13%)に着手。

3.鉄道を跨ぐ橋梁点検

  • 効率的に調整を行い早期に点検が行えるよう、メンテナンス会議が主体となって、鉄道事業者との協議を実施。

4.点検講習会の開催

  • 市町職員の技術力向上を図るため、国が行う定期点検(9/12、10/28)に参加。(総勢25名)
  • 今年度から、九州管内でのエキスパート研修、自治体職員を対象とした県内でのメンテナンス出前研修を開始。
  • 今後も技術力向上への取り組みを順次充実。

5.橋梁点検支援システムの検討

  • 県橋梁点検支援システムの構築に向けて検討。

問い合わせ先

長崎県道路メンテナンス会議事務局

国土交通省 長崎河川国道事務所
電話095-839-9211(代)
副所長 横山 浩(よこやま ひろし) 、保全対策官 時川 三千夫(ときかわ みちお)

長崎県土木部道路維持課
電話095-825-0504(直)
総括課長補佐 馬場 幸治(ばば こうじ)、課長補佐 田添 智宏(たぞえ ともひろ)

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