環境基準(BOD値)

BODとは?

水中の有機物を栄養源として、微生物が増殖・呼吸するときに消費される酸素量で、20℃5日間で消費される溶存酸素量を標準としています。水質汚濁を示す代表的な指標で、水質関係の各種法令で規制項目として採用されています。
例えば、水産用水のBOD値に着目するとヤマメ、イワナ等の清水性魚類に対してはBOD 2 mg/l以下、サケ、マス、アユなどは3 mg/l以下、比較的汚濁に強いコイ、フナ類でも5 mg/l以下が適当とされています。(但し、水産用水はBOD値のみならず複数の水質項目で評価されるものであるため、一概にBOD値だけで評価するものではありません。)

BOD75%とは?

年間の全データをその値の小さいものから順に並べ、0.75×n番目(nは全データ数)のデータ値をもって「75%水質値」とする。(0.75×nが整数でない場合は端数を切り上げた整数番目の値をとる。)
例えば、毎月1回調査した場合、年12回です。12回の値を小さい順に並び替え、9番目の値を75%値といいます。
 

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