九州管内における2016年のコンテナ取扱貨物量(速報値)について

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平成29年7月14日

 九州管内における2016年のコンテナ取扱貨物量(外貿、内貿の合計)は、207.9万個(前年比+3.5%)となり、過去最高を記録しました。

結果概要

  • 九州管内では、外貿コンテナ取扱貨物量が159.1万個(前年比+2.2%)、内貿コンテナ取扱貨物量が48.8万個(前年比+8.0%)となっており、いずれも全国平均の伸びを上回っています。
  • 九州管内では、全国の上位20港に昨年に引き続き、第6位博多港、第9位北九州港、第17位鹿児島港がランクインしました。

(参考:全国)

  • 外貿コンテナ取扱貨物量は、1,756万個*1 (前年比+1.6%)と全体的に堅調に推移しました。
  • 内貿コンテナ取扱貨物量*2は、413万個(前年比+6.2%)と大きな伸びを示しました。国際フィーダー取扱貨物量*3も大きく伸びてきており、これは、国際コンテナ戦略港湾への集貨や国際フィーダー航路網の拡大など、国際コンテナ戦略港湾政策の成果が現れてきているものと考えられます。

調査方法、集計内容

  • 全国の港湾管理者より提供いただいた2016年(1月~12月)のコンテナ取扱貨物量(速報値)を国土交通省において集計しました。貨物量は速報値であり、今後変更する可能性があります。単位は個(20フィート換算)です。
  • 内訳として、外貿コンテナ取扱貨物量、内貿コンテナ取扱貨物量および国際フィーダーコンテナ取扱貨物量を集計しました。内貿コンテナ取扱貨物量は、国内の2地点間を輸送されるコンテナ取扱貨物量です。また、国際フィーダーコンテナ取扱貨物量は、国際コンテナ戦略港湾などで外貿コンテナ船に積み替えられて輸出入されるコンテナ取扱貨物量であり、平成25年より集計、公表しているものです。

*1:長さ20フィートのコンテナ1本を1個としてカウント(長さ40フィートのコンテナ1本を2個としてカウント)。TEU(Twenty-foot Equivalent Units)とも言う。
*2:内貿コンテナ取扱貨物量には、国際フィーダーコンテナ取扱貨物量も含まれている。
*3:国際フィーダーコンテナ取扱貨物量は、港湾管理者に可能な限り調査・提供いただいた。全量を把握できていないため、現状参考値であることに注意。

 

添付資料

記者発表資料【PDF】

九州管内におけるコンテナ取扱貨物量について、港湾別のコンテナ取扱貨物量(2016年速報値)、コンテナ取扱貨物量上位20港ランキング

(参考)港湾別国際フィーダーコンテナ取扱貨物量一覧、我が国のコンテナ取扱貨物量推移

お問い合わせ

港湾空港部 Tel:092-418-3379(直通)
(担当)クルーズ振興・港湾物流企画室 室長   河野 正文
                   課長補佐 名里 健吾
 

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