九州女性技術者の会(九WE会)

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進化し続ける「九WE会」の女性技術者たち。

九州を守り育む、女性技術者たち「九WE会」のミッション

いきいきと働くことができる職場づくり
九州地方整備局の魅力、技術の向上
情報交換によるモチベーション向上
技術者同士の知識の向上
技術者を目指す女性へのアドバイス

女性技術者は年々増加しています!

「九WE会」に込めた思い

九州WOMEN ENGINEER 私たちみんなで協力して乗り越えよう 一緒に楽しむために We Enjoy With

「九WE会」は、九州地方整備局で働く女性技術者により構成されたチームです。
私たちは、建設業界全体の魅力アップ、そして、同じ女性技術者同士が交流し、
さらに官民と連携して誰もが働きやすい職場環境づくりを目指し活動しています。

会長からのメッセージ 人と人との心が通い合う、心に刻まれる仕事。その達成感を若い世代にも体験してほしい

九州女性技術者「九WE会」原田 佐良子 会長 九州地方整備局遠賀川河川事務所技術副所長(入省29年目)

「九WE会」のこれから

「九WE会」は、国土交通省の中でもいち早く会を立ち上げており歴史があります。これまでは、〈女性にとって〉を追求してきましたが、これからは〈みんなにとって〉働きやすい職場づくりを目指していきます。また、会のメンバーの一人ひとりが、スキルを上げキャリアを積んで管理職になっていけるように会を通して支えていきたい。

さらには、九州地方整備局内にとどまらず、他機関と連携しながら情報の共有を図り、課題の解決に臨みたいと考えています。そして一人でも多くの若い人たちが、建設業や本局の仕事に興味を持ってもらいたい。

入省に関わらず、地域の安心安全を確保する仕事や地域の魅力を発信することに繋がり、理解してもらえる人が増えることを願っています。

「九WE会」メンバーインタビュー

九地整の魅力は、地図に残る大きな仕事ができるところ

伊藤 綾乃 さん 道路部道路計画第一課担当(入省7年目)

やっている仕事

入省以来、歩道整備や交差点改良等の交通安全対策事業、中九州横断道路の工事の設計・積算に携わり、今は、新しい道路の調査や計画、道路事業の予算や復興関係の業務を担当しています。最近、自分が携わってきた道路をプライベートで通りましたが、当時を思い出され胸がいっぱいになりました。予算も規模も大きい事業に携わることができ、とてもやりがいのある仕事をしているなと実感しています。

 

これからやってみたいこと

管理系や現場の仕事にチャレンジしてみたい。仕事とプライベートを充実してスキルアップに励みたい。

 

「九WE会」に参加して

最初に配属された部署で女性がいなくて心細かった時にこの会に参加しました。思った以上に女性技術者の方が多く驚きました。男性には相談できないことや、先輩の子育ての話も聞けて、ちょっと先が想像できるとても貴重な会です。

当時知り合った先輩から気にかけてもらい、今でもメールを頂いています。もっと繋がっていけたらいいなと思います。


休日は温泉巡りや旅行、そしてフットサル!

男性の育休取得も多く、転勤も考え方によっては色んな土地に行けて楽しい

やっている仕事

入省以来、河川や砂防の整備・計画・調査を経験し、今は、小丸川工事の現場監督をして2年になります。現場に出るようになり、毎日が楽しく、夢が実現しています。霧島火山の砂防ダム勤務の時に育休中、1級土木施工管理技士の資格を取得しました。育休中は職場を離れているのが怖く不安なのですが、職場の同僚や先輩とコミュニケーションをとりながらその資格取得に取り組めたことに感謝しています。

 

これからやってみたいこと

現場監督の仕事をもっと知りたい、河川以外の現場監督を経験してみたい。子どもたちが安心して暮らせるように将来のインフラづくりに携わっていきたいと思っています。

 

「九WE会」に参加して

横のつながりができたことはとても良かったですね。先輩やいろんな女性と知り合いになれ、原田会長や当時の上司の頑張る姿は、「先輩も頑張っているから自分も頑張ろう」という自分のモチベーションにも繋がりました。土木・建設業界全体の担い手確保も含め、盛り上がっていけるように頑張っていきたいです。

 

 

 

 

 

休日は習い事や部活の練習・試合の送迎で終わります

九地整の仕事は仲間とやり遂げていく仕事。仲間意識が強い、そこが魅力

弓削 里恵子 さん 八代河川国道事務所工務第一課 専門官(入省25年目、既婚 子ども(大学2年))

やっている仕事

管轄している球磨川流域が令和2年7月豪雨災害に遭いました。崩れた河川の堤防や護岸だけでも100カ所以上。私は、被災した護岸、施設の工事設計や土砂の撤去工事の設計を担当しています。被災された地域の方が、「今は被災して被災住宅に住んでいるけれども、小さい頃から球磨川で遊んで身近にあった川だから、球磨川を嫌いにはなれない。球磨川は好きなんです」と話され、逆にありがたく、住民の方の気持ちを受け止めながら頑張りたいと思っています。

 

これからやってみたいこと

自分のこれからの人生を考える年代になった今は、これまでやってきた仕事をより充実させて、後輩の目標になれる生き方ができたらいいなと思います。

 

「九WE会」に参加して

どの事務所にも女性技術者が1人か2人ぐらいしかいないので、悩みごと相談などちょっとしたことでも、集まった時に相談できる点が良いと感じます。それと、若い女性の意見を聞ける貴重な機会になっています。例えば、作業服。女性らしい作業服ではなく、カッコいい動きやすい作業服がいいという声は新発見でした。

 

 

 

休日は体調管理も兼ねたヨガ、そして美術館巡りをしています

 

「九WE会」のChallenge!! 九地整の魅力と使命を発信!~地域と共に!~

有明海沿岸道路 福岡県側が全線開通!

開通前に橋の工事について学びました。

 

令和2年7月豪雨からの復旧!

現場視察対応で、応急復旧までの状況や本復旧に向けた方針等の説明を行いました。

 

小学校での出前授業!/ポンプ場の現場見学会

災害から身を守るために、小学生などを対象とした防災教育を行っています。また、地元の小学生の見学会を開催。ポンプ場がどんな役割なのか仕組みを学んでもらいました。

 

地域との交流

地域のイベントで子どもたちと交流を行っています。

 

「土木の日ファミリーフェスタ」

11月18日は「土木の日」。小学生の体験や簡単なレクチャーをしました。

 

TEC-FORCEとして災害現場に派遣

災害時に現地の調査を行うTEC-FORCEの一員として迅速に対応できるよう、日々備えています。

 

「九WE会」のChallenge!! これから建設業で活躍してほしい方向けに

女子中高生理系進路支援プログラム

中高の理系に進学を希望する女子生徒に九州地方整備局の仕事について話をしています。

 

女性技術者のための職場訪問会

福岡、熊本、大分、宮崎、鹿児島地区で、技術職としてインターンシップを受け入れています。

 

高専・大学生への説明会

当局で働く女性職員が、仕事の内容ややりがいを話し交流しています。

 

SNSでの仕事のやりがい発信

当局で働く女性職員が、仕事の内容ややりがいを話し交流しています。

 

「九WE会」のChallenge!! 「いきいき働ける職場環境の実現」をめざして

キャリア·家庭·子育てとの両立を目指せる職場環境づくり

北部南部ブロックに分かれて意見交換を行いました。

 

WLB講習会

「女性のためのタイムマネジメント」 をテーマに働きやすい職場、働き方について意見交換を行いました。

 

「九WE会」のChallenge!! 官民の女性技術者交流会

働きやすい職場環境取り組み事例共有

民間の取り組みを行政でもチャレンジしたいと取り組みを共有し、職場にフィードバックします。

 

「世代別ライフロードマップ」づくり

人生では、仕事以外にも結婚·子育て·介護と様々なステージが訪れます。いかなる時にも自分が納得する選択をするために自分のビジョンを振り返りました。

 

佐賀·大分ブロック「現場見学会」

官民合同で現場見学会を実施しました。

 

宮崎ブロック講演会·実習 「災害時女性技術者として何ができるか」

講演会とインパクトドライバを使って災害時に使える家具(テーブルベッド)を制作し、災害について意見交換を行いました。

 

未来を創る仕事 仕事の現場ウォッチ

「九WE会」メンバーが持っているスゴイ技術力!
「九WE会」メンバーが働く九州地方整備局は 土木 建築 に関わる領域で、調査・計画・整備をしています。

道路、防災、河川、港湾、建築(営繕)

調査

国土交通省が管轄する道路や河川、建築、港湾などの工事等を行う際、その工事の計画を作る前に様々な角度から調査を行っています。

計画・整備

国土交通省が「安全で安心できる暮らしの実現」を目指し、管轄する道路や河川、建築、港湾等の工事計画を立て整備しています。

持っている資格

●技術士 ●建設施工管理技士 ●建築士
●上級土木技術者 ●土木施工管理技士 ●河川点検士
●水質検査員 ●ダム水路主任技術者 ●地質調査技士 等

「九WE会メンバー」働く現場フォトギャラリー

九WE会メンバーが働く環境サポート制度

国家公務員の両立支援制度に基づき、子育て・介護の両立支援制度が充実しています。
仕事も家庭も自分も大事!ワーク・ライフ・バランスを実現できる

両立支援制度の利用例

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九WE会活動 History(一部紹介)

平成19年 3月13日「九州女性技術者の会」(仮)の設立
平成20年 1月20日「九WE会」に決定
平成21年 ブロック・全体会議で各活動目標とその内容について議論
平成22年 現地見学会・講習会開催、リクルートパンフ作成、KNS新設
平成23年 「九州地方整備局の魅力をUPするアイディア集」作成
平成24年 他機関で活躍中の女性技術者団体との意見交換
平成25年 大学での理系女子向けセミナー、インターンシップとの意見交換
平成26年 女子学生向けリクルートパンフ作成、内定者の職場訪問
平成27年 「働きやすい職場づくり」アンケート、多数の大学・高校でリクルート活動
平成28年 女性技術者のための職場訪問会、民間技術者との意見交換会

・・・各年、専門委員会で活動テーマを決めて活動しています。
近年の活動は本ページ上部に記載しています。

  • 令和4年度

 

九WE会 官民の女性技術者交流会

福岡ブロック

宮崎ブロック

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