新型ドローンを用いたDX 実証実験の公開 ~インフラ管理のイノベーションを目指して~

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○九州地方整備局では、VTOL と呼ばれる新型ドローンを用いたDX の実証実験を公開します。

○新型ドローンは、長距離の移動は飛行機形態(低燃費・高速移動)、離着陸や詳細な調査はヘリコプター形態(空中での静止や後方・垂直方向等の移動)をとることで、双方の優位性を兼ね備えた機体です。今回の実証実験では、山国川の国管理区間25kmを対象にドローンを用いた河川巡視を行います。

○従来のドローンでは数キロを調査する毎に機体を回収・バッテリーの入れ替えを行う必要があり、広範囲のインフラ管理には不向きでした。今回の新型機体では、25kmを一気に巡視可能であり、インフラ管理の大幅な効率化が期待できます。

○今回の実証実験では、ドローンがあらかじめ設定した巡視経路を自動航行しますが、詳細調査時や緊急時には遠隔操作を行います。現地条件によっては民間回線では数秒の映像・操作の遅れが生じるため遠隔操作が困難となります。このため既設の河川管理用光ファイバーを活用した自営通信網を設置することで遠隔操作を可能としました。

○自営通信網を用いた河川上空のドローン長距離飛行としては、国内初の取組となります。

○本実験の映像は、国土交通本省、研究機関(土木研究所)、九州地方整備局、山国川河川事務所等にオンラインで配信します。

 

・日時 :令和5年3月16日(木)10:00~11:30

 *天候により2時間程度遅れる場合もあります。

・実験場所 :山国川(耶馬溪ダム~山国川河川事務所)

 

【取材に関して】

○取材スケジュール

・現地(山国川河川事務所等)、整備局インフラDX 推進室の2箇所で取材いただけます。

現地:

10:00 山国川河川事務所で実験についての説明

10:30 耶馬溪ダム離陸(山国川河川事務所でオンライン視聴)

11:00 山国川河川事務所着陸、質疑応答

*遠隔操作は山国川河川事務所から実施します。

九州地方整備局 インフラDX ラボ:

10:00 インフラDX ラボにて実験についての説明

10:30 耶馬溪ダム離陸(インフラDX ラボにてオンライン視聴)

11:00 山国川河川事務所着陸(インフラDX ラボにてオンライン視聴)、質疑応答

・天候などにより中止の可能性があるため、取材の希望と連絡先を事前にお知らせください。

・なお、取材は事前にお知らせいただかなくても可能です。

・本内容の報道につきましては、3月16日(木)午前10時以降の解禁とすることでお願いします。

 

添付資料

  記者発表資料【PDF】

問い合わせ先

九州地方整備局 企画部 インフラDX 推進室

 建設専門官 房前和朋(ふさまえ かずとも)(内線3317)

 課長補佐  南竹知己(みなみたけ ともみ)(内線3315)

  電話(代表) 092-471-6331

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