水生生物の生息種から見た一級河川の水質判定結果について~良好な水質を維持しています~

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令和元年度調査結果

調査概要

 参加者を募集し、小・中学校を中心に75団体、合計3,089人が93地点で調査を実施しました。調査日は5月~12月頃

調査方法

 水生生物をタモ網等で採集し、白色バット等にあけ、同定・記録します。(HP参照)

水質判定方法

 調査で捕獲した生物を同定し、次の基準で分類しました。
 ・きれいな水(1)…カワゲラ類、サワガニ等
 ・ややきれいな水(2)…コガタシマトビケラ類、ヒラタドロムシ類等
 ・きたない水(3)…ミズムシ、タニシ類等
 ・とてもきたない水(4)…ユスリカ類、アメリカザリガニ等

水質判定結果

 九州の一級河川93地点のうち89地点で「きれいな水(1)」及び「ややきれいな水(2)」と判定されきれいな水を維持しています。(HP参照)
 

近年の水質状況

 過去10カ年の水質状況と比較すると、『きれいな水』及び『ややきれいな水』とを合わせた比率は94~97%で推移しており、水生生物から見た九州の一級河川は良好な水質を維持しています。

 ※調査結果の詳細については、ホームページ に掲載しております。

 (アドレス http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/suisei_tyosa/index.html)

令和2年度調査について

九州地方整備局管内では、例年夏休み期間中の7~8月を中心に一般の方々の協力を得て、水生生物調査を実施しております。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から原則実施しないこととしています。調査についての確認は、お近くの河川関係事務所までお問い合わせください。(表-1)

次年度以降より改めて『水生生物による水質の簡易調査』を実施していく予定ですので、より多くの方に参加していただき、身近な川の環境に対する関心を高めていただければと思います。今後とも皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 添付資料

添付資料【PDF】

問い合わせ先

国土交通省  九州地方整備局  河川部 河川環境課

TEL:092-476-3525(直通)

河川環境課長 上村 雅文 内線3651

建設専門官  片岡 稔温 内線3656

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